僕らの舞台

浮世離れ

2007年01月09日 11:16


 現代版組踊「琉球エレジー」はまさに、僕らの舞台であった。

 その意味で、現代版組踊「大航海レキオス」との大きな違いがあった。

 それは何か?それは舞台裏である。

 「レキオス」では、舞台裏にいろいろ手伝ってくれるスタッフがいた。

 しかし、今回、「エレジー」の舞台裏は、出演者の僕らだけであった。

 その他には誰もいない。

 出演者がお互い協力しあい、確認しあって舞台を進めていったのである。

 実際、本番のベルを鳴らすよう音響のスタッフに伝えていたのは

 ヒデヤさんなのである。

 本来は舞台の総合指揮である私がするべきなのだが、

 私はバンドメンバーとして舞台上にいたので、

 ヒデヤさん、舞台裏の状況を見て、本番ベルの指示出してください

 と頼んでいたのである。

 また、5分前には、雪乃さん影アナのために舞台袖に。

 それぞれのメンバーが主体的に舞台裏で動いていたのである。

 今回の舞台は金城大輔による

 企画 ・ 制作 ・ 脚本 ・ 演出 ・ 音楽 ・ 総合指揮 であった。

 その私が創る舞台の集大成は、舞台上以上に

 舞台裏に現れていた。

 私が思い描いた舞台が舞台裏にあったのである。

 私はそれを現代版組踊「琉球エレジー」の制作・総合指揮として

 誇りに想うのである。

 だからこそ、本当にこのメンバーで舞台が創れたことが何より

 素晴らしかったと感じるのである。

 そして、何よりも、そんな僕らの舞台を表の受け付けで

 支えてくれた、TAO Factory の高橋さん

 那覇のボランティアスタッフのメンバーに感謝したい。