僕らの舞台
現代版組踊「琉球エレジー」はまさに、僕らの舞台であった。
その意味で、現代版組踊「大航海レキオス」との大きな違いがあった。
それは何か?それは舞台裏である。
「レキオス」では、舞台裏にいろいろ手伝ってくれるスタッフがいた。
しかし、今回、「エレジー」の舞台裏は、出演者の僕らだけであった。
その他には誰もいない。
出演者がお互い協力しあい、確認しあって舞台を進めていったのである。
実際、本番のベルを鳴らすよう音響のスタッフに伝えていたのは
ヒデヤさんなのである。
本来は舞台の総合指揮である私がするべきなのだが、
私はバンドメンバーとして舞台上にいたので、
ヒデヤさん、舞台裏の状況を見て、本番ベルの指示出してください
と頼んでいたのである。
また、5分前には、雪乃さん影アナのために舞台袖に。
それぞれのメンバーが主体的に舞台裏で動いていたのである。
今回の舞台は金城大輔による
企画 ・ 制作 ・ 脚本 ・ 演出 ・ 音楽 ・ 総合指揮 であった。
その私が創る舞台の集大成は、舞台上以上に
舞台裏に現れていた。
私が思い描いた舞台が舞台裏にあったのである。
私はそれを現代版組踊「琉球エレジー」の制作・総合指揮として
誇りに想うのである。
だからこそ、本当にこのメンバーで舞台が創れたことが何より
素晴らしかったと感じるのである。
そして、何よりも、そんな僕らの舞台を表の受け付けで
支えてくれた、TAO Factory の高橋さん
那覇のボランティアスタッフのメンバーに感謝したい。