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2007年01月15日

現代版組踊という夢

 僕の、現代版組踊「琉球エレジー」を

 創るにあたっての想い、

 それは、゛現代版組踊″という様式を

 もっといろんな人に知ってもたい、

 ゛現代版組踊″というジャンルを確立したい

 という想いであった。

 ということで、かなり大それた、それでいて、明確な

 想いがあったのである。

 しかしながら、

 今回の、現代版組踊「琉球エレジー」の公演により

 興行的側面から見ても、

 それが出来たなどとは口が裂けても言えない。

 だからこそ、そんな僕に舞台を創らせてくれた、

 TAO Factory には申し訳なさと

 感謝の気持ちでいっぱいだ。

 それでも、゛現代版組踊″という歴史に

 一つの足跡を残したのだと、

 僕なりに評価をしたい。

 ゛現代版組踊″がジャンルとして確立される、

 これは、まさに10年先、50年先、100年先に

 託された夢なのだと想う。

 新しい伝統を創るとは、その10年先、50年先を見据えて

 今のこの黎明期にどれだけの想いでぶつかったかで

 決まるのだ。

 僕はそういう想いで、゛現代版組踊″にぶつかった。

 きっと、僕がぶつかった分だけ、

 ゛現代版組踊″は頑丈になったのだと信じて。

 そして、これから続く、新しいクリエーターに

 期待しつつ。

 とにもかくにも、これまで応援してくださった

 皆様に最高に感謝したい。

 つまるところ、゛現代版組踊″という夢は

 皆さんとともに実現していくものである。

 どうか、これからできる゛現代版組踊″にも

 変わらない応援を何卒よろしくお願いします。

 本当に有難うございました!
 

 
  


Posted by 浮世離れ at 13:18Comments(1)
 

2007年01月14日

ヒーローの舞台裏

 昨日は、現代版組踊「琉球エレジー」の公演で

 勝連から借りた、衣装を返しに行った。

 本当にあまわり浪漫の会にはお世話になりました。

 誠にありがとうどざいました!

 さて、僕が浪漫の会にお邪魔したとき、

 あまわりのメンバーが、布を何やら加工していたのである。

 2月の「肝高の阿麻和利」公演の準備であろうか!

 それにしても、2月の公演は今の高校3年生の卒業公演、

 さらに、その公演の中、何と100回公演を迎えるそうであるから、

 これは、凄い!いやっ本当に!

 チケットも残り僅かであろう!

 さすが、現代版組踊の英雄、「肝高の阿麻和利」である!

 さて、話しは「琉球エレジー」に戻すが、

 今回は衣装も出演メンバーで工夫した、

 特に、上地春奈さんには本当にお世話になった感謝である!

 さて、今日は「琉球エレジー」で一躍有名になった

 ヒーローの舞台裏を一つ、

 そのヒーローとは、泣く子も笑う゛てぃーだ仮面″その人である!

 エレジーの練習が始まった当初、脚本を見たヤスは

 言っていたのである。

 どうか、自分の格闘シーンを入れることはできないかと、

 僕は、ヤスは脇役だから、厳しいけど考えておくと、

 流したのであるが・・・。
 
 年が明けて2007年の1月4日、公演2日前の練習で

 そのシーンは、突如、朝日の如く、燦然と姿を現したのである!

 その時、僕は沖縄の新たなヒーローの時代を予感した!

 と、大げさに言ってみたが、康市らしさが出ていたので、

 僕はそのシーンをOKし、バンドのメンバーに

 音を作ってもらったというわけである。

 それにしても以外に好評!?てぃーだ仮面!
 

  


Posted by 浮世離れ at 00:36Comments(0)
 

2007年01月13日

渋い歌~民謡~

 現代版組踊「琉球エレジー」

 民謡もいろいろ歌わせて頂いた。

 民謡はすべて僕の選曲で、

 僕の好きな歌、歌って気持ちいいものを歌わせて頂いた。

 その中でも、渋かったのが、

 「あやぐ」と「ナークニー」だ!

 そのシーンもまた、渋い、いい感じに仕上がったのである。

 「あやぐ」のシーンとは、

 盛常が赤いてぃさーじを手にするマムヤを励ますシーンだ。

 盛常は、海の見える丘に立ち、八重山に残したアカナビィを想うのである。

 その想いを僕は、「あやぐ」の歌詞に託した。

 「あやぐ」

 てぃさーじの長さや なぎ長さ 島に居てぃる人を 想う情けの長さ

    てぃさーじの長さはどれくらい 

            それは島に置いてきた人を想い続ける愛の長さ
 
 そして、「ナークニー」のシーンがまたいいのである。

 アカナビィの死を知り、アカナビィの手紙を握りしめ

 悲しみと後悔に打ちひしがれる盛常の姿が印象的だ。

 僕は、アカナビィの想いを「ナークニー」の歌詞に託した。

 それが、リーフレットに載せた「アカナビィの手紙」なのである。

 「ナークニー」(アカナビィの手紙)

 今やてぃん肝や 里呼び鳴ちゅさ  海渡り千鳥 情けの手紙

    心は今でも貴方を呼んで鳴いています

         この想いよ千鳥となって海を渡れ

             想いをつづった手紙とともに

 また、この「ナークニー」に合わせて踊る、

 春奈の琉球舞踊が最高に良かった!
 

   


Posted by 浮世離れ at 14:26Comments(0)
 

2007年01月12日

幸せな結末


 現代版組踊「琉球エレジー」

 3回公演したのだが、3回ともエンディングが違っていた。

 1回目の公演のあと、平田さんからアドバイスを頂いた。

 1回目の公演の客出しは、「情熱と涙の歌」であったが

 それでは、レキオスとかぶるので、もっと「琉球エレジー」

 オリジナルのものにしたほうが良いということだった。

 それで、次回から客出しは「レキオの唄」になったのである。

 また、結婚式のシーンは、1回目、2回目の公演を見たお客様には

 申し訳ないが、3回目が最高に良くできたのである!

 あまりにも良かったので再現したい!

 結婚式、艶やかな琉装の盛永とまどか

 まどかの手には赤いてぃさーじが握られている。

 そして、まどかは拍手の中、てぃさーじを盛永にかける。

 二人は、少し気恥ずかしいそうに拍手にお礼をする。

 すると、二人はスポットライトに照らされ、

 拍手もいつのまにか消え、二人だけの空間に

 盛永   「なぁ まどか 改めて言うけどやっぱり俺、
       お前に出会うために生まれてきたんだと想う」

 まどか  「私、その言葉、前にも聞いたような気がするの」

 盛永   「忘れたのか?まどかに初めて会ったときにも
        言ったじゃねーか」

 まどか  「そうじゃなくて、もっと前、私が生まれるずっと前に
        言われたような気がするの」

 盛永   「そんなのある訳ないだろ!」

 盛永、おもむろに航空券のチケットを取り出し、まどかに

 まどか  「何、これ!?」

 盛永   「明日から、旅にでるんだ!仕事の休みもとったしな!」

 まどか  「本当に二人の旅が始まるのね!」

 盛永   「そうさ!まどか、俺から離れるなよ!
        てゆうかもう離さない!」

 そして、カチャーシー、「レキオの夢」に続くのである。

 このシーンは3回目の公演、1時間前に出来たのだが、

 出来てすぐ、他のキャストを全員呼んで、客席に座らせ

 見てもらった。皆、ヒューヒュー!とか、あまーい!など

 このシーンにかなりメロメロで、勇也なんかは

 足で拍手するくらい、メロメロになっていた!(どんなメロメロよ)

 ということで、開演1時間前の舞台裏は

 かなり盛り上がっていたのである!

 「琉球エレジー」は悲劇であるが(若干コメディだったが)

 どうしても、ハッピーエンドにしたかったのである。

 舞台という夢のような空間だからこそ、

 幸せな結末にしたかったのである!
  


Posted by 浮世離れ at 12:37Comments(1)
 

2007年01月11日

無情の世間


 現代版組踊「琉球エレジー」

 物語の中では、僕のお笑い好きで、

 笑いの要素がかなり入ってコメディぽっくなってしまったが、

 一応、「エレジー」という名の悲劇なのである。

 やっと自分の運命を変えようと決意し、アカハチとの新しい旅立ちに

 希望で胸いっぱいのマムヤが、「死」というさらに、厳しい運命の悲劇に

 見舞われてしまうのである。

 何と無情な定めであろうか、

 実際、世間というのは残酷な側面があるものである。

 そんな、やるせない想いを僕は歌詞に込めた。

 「とぅばらーま」

 無情の世間や ぬゆでぃ 渡ら  うんじゅ たげに  渡てぃたぼり

     無情のこの世間をどうやって渡っていこうか

     あなた、一緒に渡ってください

 この「とぅばらーま」の歌詞は最初のほうのアカハチがマムヤに

 逃げられたシーンで唄った歌詞である。


 そして、マムヤが刺されたクライマックスのシーンで流れたのは

 「Smile」  である。

  
  冷えきった心に  無数の足跡

  片隅に咲いていた  花は踏みつけられて

  無情の世間は  こんなに残酷で

  だからお願い

  Smile  もう少し優しさを分けてくれよ

  このままじゃ 人間のクズに成り果てて

  消えてしまうから

  だからお願い

  Smile  もう少し微笑みを分けてくれよ

  このままじゃ  人間のクズに成り果てて

  消えてしまうから

  消えてしまうから

  
  理不尽なマムヤの死、マムヤの微笑みにほれたアカハチの

  気持ちは、まさに「Smile」の歌詞のようだったのだろう。 
  


Posted by 浮世離れ at 22:26Comments(0)
 

2007年01月11日

エレジーの音楽


 現代版組踊「琉球エレジー」にはいろんな曲が

 出てきました!

 今日は、その曲とともに舞台を振り返りかえってみたい。

 まずは、
 
 「ニライへの風」

 これは言わずと知れた、世界ウチナーンチュ大会のテーマソングである。

 この曲は、琉舞やエイサーの振り付けを一生懸命創ったのだが、

 みんなにあまり見せる機会が無かったので、是非、今回の舞台で

 踊りたいということでオープニングに組み込んだ。

 「レキオの唄」

 この曲は、始めのほうでアカハチがマムヤを口説いているときに、

 旅に行くんだというアカハチのセリフで演奏した、

 爽やかな感じの曲で、僕が創った曲なのである。

 2回目と3回目の公演ではエンディングでも歌っていた。

 「とぅばらーま」

 この曲は、始めのほうとキュウとレイの二人の踊りのところで

 八重山育ちと組み合わせて歌いましたが、

 歌詞は僕が創りました。これも機会があったら紹介します。

 そして、おなじみ「サルタン」と「アジアン航路」

 今回は「サルタン」がかなりバージョンアップしました。

 「あやぐ」

 この曲は、盛常がマムヤを励ますシーンで使った曲で

 歌詞を、舞台の内容に合わせて少し変えて歌った。
 
 「繁盛節」 「レキオス口説」 「豊年音頭」

 この3曲はモーアシビのシーンで使ったもので、

 みんなで踊っていた「豊年音頭」は本当に楽しそうだったと思います!

 「灯火」

 これはまさに、アカハチとマムヤを象徴するような曲。絵が浮かんできます!

 「ナークニー」

 僕はこのシーンかなり好きです!この曲は

 盛常がアカハチから手紙を受け取ったときに流れていました。

 歌詞はリーフレットに載せた、「アカナビィの手紙」です!

 「星ぼしのように」(インスト)

 マムヤとキュウが話しているときのBGMです。いい曲です!

 「Smile」

 この曲は、アカハチが下里に刺されたマムヤを抱きしめてるシーンで

 流れていました。まさにエレジーです!


 「ガラスの時計」(インスト)

 最後のほうの、オバーと盛久の会話のときのBGMです。

 幻の名曲で、どうしても使いたかった曲です。

 そして、結婚式で流れたのが「かぎやで風」と「唐船どーい」

 「レキオの夢」という感じです。

 その他にも、下里とタラーの陰謀のテーマ、格闘のシーンの音楽など

 いろんな音楽が出てきて、舞台を彩ってくれた。

 バンドメンバーと全ての楽曲に感謝!

 
 
 
  


Posted by 浮世離れ at 01:28Comments(1)
 

2007年01月09日

僕らの舞台


 現代版組踊「琉球エレジー」はまさに、僕らの舞台であった。

 その意味で、現代版組踊「大航海レキオス」との大きな違いがあった。

 それは何か?それは舞台裏である。

 「レキオス」では、舞台裏にいろいろ手伝ってくれるスタッフがいた。

 しかし、今回、「エレジー」の舞台裏は、出演者の僕らだけであった。

 その他には誰もいない。

 出演者がお互い協力しあい、確認しあって舞台を進めていったのである。

 実際、本番のベルを鳴らすよう音響のスタッフに伝えていたのは

 ヒデヤさんなのである。

 本来は舞台の総合指揮である私がするべきなのだが、

 私はバンドメンバーとして舞台上にいたので、

 ヒデヤさん、舞台裏の状況を見て、本番ベルの指示出してください

 と頼んでいたのである。

 また、5分前には、雪乃さん影アナのために舞台袖に。

 それぞれのメンバーが主体的に舞台裏で動いていたのである。

 今回の舞台は金城大輔による

 企画 ・ 制作 ・ 脚本 ・ 演出 ・ 音楽 ・ 総合指揮 であった。

 その私が創る舞台の集大成は、舞台上以上に

 舞台裏に現れていた。

 私が思い描いた舞台が舞台裏にあったのである。

 私はそれを現代版組踊「琉球エレジー」の制作・総合指揮として

 誇りに想うのである。

 だからこそ、本当にこのメンバーで舞台が創れたことが何より

 素晴らしかったと感じるのである。

 そして、何よりも、そんな僕らの舞台を表の受け付けで

 支えてくれた、TAO Factory の高橋さん

 那覇のボランティアスタッフのメンバーに感謝したい。

 


  


Posted by 浮世離れ at 11:16Comments(2)
 

2007年01月08日

旅のあとさき

 現代版組踊「琉球エレジー」無事、旅を終えることができました!

 本当にみなさんのおかげです!感謝です!

 そして、このブログを見てくださった方に感謝です!

 3回の公演でしたが、3回ともエンディングが違うという感じで

 次々に変わる演出に全力で取り組んでくださった

 音響・照明の嘉数さんに感謝です!

 そして、一緒に旅をしてくれた仲間たちに感謝です!

 実際、僕は演出などしていなかったのです。

 みんなのやりたいものにOKを出し続けて、あとはバランスと

 責任をとっただけである。

 本当にこのメンバーの力には驚かされた!

 最後には予想をはるかに超えるものができていた!

 そして、僕のような舞台も創ったこともない、何も分からない若造に

 この機会をくださった監修の平田大一さん、TAO Factory の

 皆さんに感謝です!思う存分にやらせて頂きました!

 また、そんな僕でしたので、実際、至らない点が多々あったことを

 TAO Factory 、出演者、何よりもお客様にお詫びします。

 ということで、何よりも感謝すべきはお金を払って観にきてくださった

 お客様です!本当にありがとうございました!

 かなり、はちゃめちゃな舞台でしたが、楽しんでいただけたと確信しています!

 なによりも、出演していた僕らが楽しんでいました!

 お客様より、楽しんですみません!

 しかしながら、僕が想うのは沖縄の若者にはこれだけの可能性と力が

 あることを自分なりに見せることができたことがうれしく、また誇りに想います!

 まだ、少し残っている、さめない舞台の興奮にひたりつつ、

 旅のあとさきを考えていきます。

 最後に

 皆様のおかげで、本当に素晴らしい舞台を創ることができました!

 重ね重ねありがとうございます!

 これからも何卒、応援よろしくお願いします!

   


Posted by 浮世離れ at 12:09Comments(0)
 

2007年01月06日

沖縄エンターテイメント



 現代版組踊「琉球エレジー」のねらい、

 それは、沖縄エンターテイメントを創りあげることであった。

 笑って、泣けて、感動して、元気になって、

 そんな舞台が創りたかった。

 今日、僕の公演に励ましのメールを送ってくださった人に感謝しつつ、

 僕は舞台、初日を終え、そんな面白い舞台が出来たか考えてみる。

 それにしても、本日、見にきてくださった皆様、大変に有難うございました!

 ハプニングや、芝居と音楽のバランス、ちょっと蒸し熱い感じなど、

 様々、不手際があったと思います。すみませんでした!

 明日は、さらに改善し、さらに良い舞台にします!
 
 そして、さらに沖縄エンターテイメントにします!

 何度でも観たい!そんな舞台が創りたいのです!

 そのために、一番最初の公演を見てくださった皆様の

 存在は何よりも大事なものでした!

 本当に有難うございました!
  


Posted by 浮世離れ at 23:14Comments(1)
 

2007年01月06日

旅の目的地


 去年の11月から、旅の仲間と漕ぎ出した

 この現代版組踊「琉球エレジー」という

 僕らの船も、もう目的地に着こうとしている。

 支えてくださった多くの方々に感謝したい。

 それにしても今回の舞台、

 本当に盛りだくさんで面白いのだ!

 一番、公演を楽しみにしているのは、

 この舞台を早く見せたくてうずうずしている、

 僕たちなのかもしれない。

 見所を一つ、

 それは衣装である。

 今回の舞台は何と言っても衣装がえが多いのだ!

 衣装をつけた稽古をして気づいた見所です!

 と、公演を前に興奮している夜、

 空を見上げるとキレイで明るい月が見えました。

 絶対、面白い舞台にします!

 てんぶすホールで待ってます!
  


Posted by 浮世離れ at 03:47Comments(0)
 

2007年01月04日

現代版組踊の使命


 いよいよ公演が近づいてきた!

 そこで、原点に戻り、『現代版組踊』を考える。
 
 現代版組踊の使命、それはまた
 
 現代版組踊を創る人の使命でもある。

 それは、「新しい伝統」を創ることであり、

 また、「伝統を新しく」することなのだろう。

 現代版組踊のコンセプトとは、平田さんが言うように

 「沖縄の古いものは世界から見ると新しい」であり、

 「古い新しいもの」を創ることであり、

 沖縄の古いものがもつ可能性と今に生きる沖縄の人の可能性を

 つなぎ、沖縄の新しい芸能、エンターテイメントを生み出すことではないだろうか。

 僕は、それを今回の演出にあたっての目標だとして取り組んできた。

 「沖縄の古いものがもつ可能性」とはつまり、

 「古の沖縄の人々の新しいものを創り出す力の結晶」なのである。

 そして、きっとその力とは沖縄に住む僕たちの誇りであり、

 また、現代に生きる僕たちの中にも確かにひそむ可能性なのだと信じて

 
 公演頑張ります!見にきてください!

 チケットあります!待ってます!
  


Posted by 浮世離れ at 11:28Comments(0)
 

2007年01月03日

唄に込めた思い


 今日は、新年早々ではあるが、今週に迫った

 現代版組踊「琉球エレジー」の公演のための

 バンドの練習をしたのだ!

 今回の舞台、音楽面でも聴き所満載だ!

 サルタンはかなりの進化をとげている!

 今日の練習はそのサルタンと

 今回、初披露となる、僕のオリジナル曲の「レキオの唄」、

 そして、「Smile」をバンドのアレンジにした。

 「レキオの唄」は僕が「琉球エレジー」の演出をすることになったときに

 僕にとってのレキオスを振り返りつつ、創った唄。 

 「Smile」は「琉球エレジー」の話しが出る前に、創った曲だが、

 今では、僕にとって様々な想いが詰まった曲となっている。
 
 そんな、「Smile」は、今回バンドのアレンジが入り、

 さらにドラマチックなものとなっている!

 舞台で使われる、民謡、唄、音楽を支えて下さる

 バンドメンバーに感謝!

 是非、そんな素敵な音楽を聴きに公演に足を運んでください!

 心よりお待ちしております!
   


Posted by 浮世離れ at 18:30Comments(0)
 

2007年01月01日

新年あけましておめでとうございます!


 新年あけましておめでとうございます!

 いよいよ、明けてしまいました!2007年が始まりました!

 何と言っても2007年の目玉はこれ!

 これを観ないと始まりませんよ!

 そう!

 現代版組踊「琉球エレジー」です!

 え、日時がわからないって!

 2007年 1月6日(土)   18時

        1月7日(日)   14時  と 19時

 チケットはてんぶす那覇、リウボウ(パレット久茂地)で

 売ってます!

 いよいよ、公演も今週に迫りました!

 緊張感と興奮が入り混じりつつ

 本番まで走ります!

 何卒、応援よろしくお願いいたします!
  


Posted by 浮世離れ at 21:13Comments(0)
 

2006年12月31日

結婚式への招待

 今年僕は二つの結婚式に招待された。

 一つは従兄弟の結婚式

 もう、一つは先輩の結婚式

 どの結婚式もとても良かったのである。

 そして、年明けの

 2007年1月6日と7日には僕が演出する、結婚式があるのである!

 それが、まさしく 現代版組踊「琉球エレジー」 なのだ!

 是非、多くの皆様をご招待したい!

 新郎  上江洲 盛永

 新婦  上地 まどか

 二人の幸せをみんなで祝いませんか!

 ということで、現代版組踊「琉球エレジー」には

 結婚式のシーンがあるのである。

 その結婚式のシーンには実際に僕が行った、先述した結婚式も

 かなり参考にさせて頂いた、感謝である!

 それにしても、この前の通し稽古でもこのシーンをやったのだが、

 これがかなり面白い!

 もしや、これも『現代版組踊』のお決まりなのか!

 現代版組踊「肝高の阿麻和利」の阿麻和利には踏上

 現代版組踊「オヤケアカハチ」のアカハチにはクイツ姫

 そして、現代版組踊「琉球エレジー」では盛永とまどか!

 ん?「琉球エレジー」の主役はアカハチとマムヤではと思っているアナタ!

 是非、舞台お楽しみに!

 それでは良いお年を!来年舞台でお待ちしております!

 

   


Posted by 浮世離れ at 01:01Comments(0)
 

2006年12月29日

現代版組踊が出来るまで


  昨日、本年最後の現代版組踊「琉球エレジー」の稽古を終えた。

 音響・照明の嘉数さんも来てくださり、通し稽古をした。

 まだ、しっかりと固まってないシーンはあるが、通し稽古ができて

 本当に良かった。

  通し稽古をしてみて、これは面白い現代版組踊ができた!

 と思った。とにかくはチケットを手に入れ観に来てください!

 さて、『現代版組踊』とは僕なりの解釈では

 まぎれもなく現代劇なのである。

 劇のなかで、沖縄の過去と現在を交差させ、

 その中で、現代の人々の過去へのまなざしを描きだしているのである。

 現代の観客を古の琉球へタイムスリップさせ、

 劇を観終わった観客は、現代という時代に生きながら

 過去の時代、古の琉球を身近に感じていくのである。

 そして、未来の沖縄を創る道標にしていくのである。

 それでは、古の琉球の何を描くか、

 現代版組踊「肝高の阿麻和利」  「オヤケアカハチ」 では

 地域の英雄を描いた、

 現代版組踊「琉球エレジー」で描きたかったもの、

 それは、当時の庶民の姿である。

 細かい時代考証はしていないので、リアリティについて

 保障はないが、

 当時の身近な人間関係と現代の身近な人間関係を

 重ねたかったのだ。

 きっと面白いはずである!絶対観に来てください!

 
   


Posted by 浮世離れ at 12:42Comments(0)
 

2006年12月28日

それぞれの主役


 現代版組踊「琉球エレジー」の稽古も最終版に差し掛かっている。

 実際の舞台にあわせて、床にテープを張り、

 その中で、演技をする。

 やはり、とても舞台は小さい。

 でも、その分、出演者個々の動きがとても、迫力があり、

 圧倒、される感じになる!

 一人ひとりの存在感が存分に出るこの舞台は

 出演者それぞれが皆主役なのだ!

 そして、現在も「琉球エレジー」は進化を続け、

 追加のシーンや改善に、密度の濃い練習が続く!

 出演者の中には、風邪気味の人や、年末の忙しい

 スケジュールを調整して、練習に集う人がいる。

 だから、絶対成功させる!

 その想いを強く持ち、残された時間、突っ走りたい!
  


Posted by 浮世離れ at 11:59Comments(0)
 

2006年12月27日

年末稽古

2006年も残すところあと4日となり、

 世間も何かと慌ただしくなっている。

 慌ただしいといえば、

 来週の土日に公演をひかえた現代版組踊「琉球エレジー」

 の稽古現場もこれまた、慌ただしい!

 昨日は、バンドメンバーを入れての稽古であった。

 それにしても、さすがは今まで数々の舞台で鍛えられた

 バンドメンバーである。

 すぐに、こちらのイメージを理解し、それを形にしてくれる。

 もはや、プロの仕事をしている!

 また、バンドメンバーにはボーカルの追加で

 金武のたくま君が助っ人で入ってくれる。

 急ぎの出演以来を快く了承してくれた、たくま君に感謝!

 本当に盛りだくさんの舞台!
 
 2007年は、現代版組踊「琉球エレジー」を観ないと始まらない!
  


Posted by 浮世離れ at 10:52Comments(0)
 

2006年12月25日

那覇という舞台

現代版組踊「琉球エレジー」の物語の舞台は

 那覇の港や海の見える丘そして城である。

 この、物語の舞台設定については企画の段階から

 いろいろ話しあったことを思い出す。

 現代版組踊「大航海レキオス」の舞台は

 アジアのいろいろな国々であった。

 そのため、次の舞台では沖縄本島を舞台にしたものを

 創ろうということであった。

 それで、舞台に設定したのが、琉球王国の最盛期に

 貿易港として特に活気に満ちていたであろう、那覇ということなのだ。

 ところで、今日は那覇の子供たちの舞台のワークショップに顔を出した。

 今日が今年の練習おさめのようだった。

 さて、僕はかなり那覇の子供たちに期待が大きい。

 あの、英雄「肝高の阿麻和利」に対抗できる舞台を

 是非、那覇の地域で創ってもらいたいと思っているからだ。

 県都那覇にはそれだけの力があるはずだ!

 ということで、那覇で生まれるであろう『現代版組踊』に期待しつつ

 僕らの現代版組踊「琉球エレジー」も

 『現代版組踊』の世界に新たな足跡と確かな歴史を残すべく、

 初めての公演だからこそ、ありったけの想いをぶつけていきたい!

 その想いの分しか、未来への流れは続かない。

 「根ふかければ枝さかえ、源遠ければ流れながし」の言葉を噛み締める。
  


Posted by 浮世離れ at 22:57Comments(0)
 

2006年12月25日

海を渡って

 この頃、現代版組踊「琉球エレジー」のブログの

 更新していなくてすみません。

 ということで、更新できなかったのは何故かと言うと

 僕が八重山に行っていたからなのであります!

 そこで、観て来ました!

 現代版組踊「オヤケアカハチ~太陽の乱~」

 僕は、この舞台のバンドの応援で八重山に行ってきたのです!

 ということで、

 現代版組踊「オヤケアカハチ~太陽の乱~」

 熱い舞台でした!

 舞台が始まって4年目ということですが、これからの更なる進化が楽しみです!

 翻って、僕たちの現代版組踊「琉球エレジー」も

 本番間近です!

 歴史ある、現代版組踊 「肝高の阿麻和利」 「オヤケアカハチ~太陽の乱~」

 に負けない舞台を頑張って創ります!

 どうぞ、現代版組踊「琉球エレジー」の応援よろしくお願いします!

 ということで、今朝、海を渡ってきての更新でした!!

 

   


Posted by 浮世離れ at 16:13Comments(1)
 

2006年12月21日

風向きが変わる場所

 本番が間近に迫った、現代版組踊「琉球エレジー」

 今、いろんなものが動きだしている。

 メディアを通した舞台の告知もそのうち眼にすることができるだろう。

 また、TAO Factory の高橋さんの尽力や

 周りの方々の応援で、少しずつ風向きが変わってきている。

 風に向かって、走りだした現代版組踊「琉球エレジー」であるが

 今、風が少しずつ、追い風となり、目的地に向け、

 ぐんぐん加速している感じである。

 本当に僕たちを応援して、風を起こしてくれている方々に感謝!

 それに、応えるためにも良いもの創ります!
  


Posted by 浮世離れ at 01:23Comments(0)